アキロゼのおすすめ配信として外すことのできないもの、それはARK…
ストリーマー達によるイベントVCR ARKがきっかけでアキロゼを知ったという方も多いのではないかと思う。VCR ARKではアキロゼが扮するキャラクターのムキロゼが、ARKに関する豊富な知識と経験を活かして拠点の発展に力を尽くし、周りからも大いに頼りにされ、圧倒的な存在感を示した。
だが、そんなムキロゼも最初からARK強者だった訳ではなく、長い時間努力を積み重ねた結果、アキロゼの代名詞とまでいえる存在となったのだ。波乱万丈な冒険、苦難の連続でもあきらめずに努力して成長する…というアキロゼストーリーがARK配信には詰まっており、アキロゼの魅力が凝縮されている。
そんなわけでアキロゼのARK配信は間違いなく”おすすめ配信”といえるのだが、同時に気軽におすすめするのは躊躇してしまう。
そう、アーカイブの量が膨大なのだ!
アキロゼアーカイブでARKと検索すれば200件を超えるアーカイブが見つかり、ひとつひとつの配信もとても長時間だ。
全てのアーカイブを視聴するぞと挑戦するのも当然アリなのだが、肩肘張らずにまずはラジオ感覚でかいつまんで観るのも楽しみ方のひとつである。
そこでこの記事では、VCR ARK以前の配信で個人的におすすめしたいARK配信シリーズを紹介しようと思う。
※紹介文章には配信のネタバレとなることも含まれますのでご注意ください。
①ラグナロク編
おすすめシリーズ紹介の一つ目はラグナロク編である。
そう、これはアキロゼが初めてARKに触れたマップであり、ムキロゼが誕生した物語である。
ムキロゼ生誕
ラグナロクの配信期間はあまり長くはないものの、ムキロゼの誕生が見られるこのシリーズは、ムキロゼの歴史を語るうえで欠かすことはできないだろう。
また、このシリーズをおすすめする理由のひとつに、ホロメンが集まって遊べるホロライブサーバーとしてARKサーバーが開かれたのがこのラグナロクであり、ホロにARKを広めた桐生ココ会長をはじめ数多くのホロメンが活発にプレイしていることがある。
ホロメン同士のコラボが多くみれる黎明期のシリーズはとても賑やかで楽しい。ムキロゼのトレードマーク?であるモザイクパンツをもらったのも、そんな交流の一幕だ。
陣太鼓
ARKといえば強い恐竜をテイムすることが大抵最初の目標となるが、アキロゼが最初の目標としたのは櫓の上に太鼓を建てるというもの。すでに規格外な片鱗が見えているが、なんとその理由は「前回配信でキャラが死んでしまった時に、自分の死んだ姿のとある部分…股間の部分から天までそそり立つご立派なモノがあったので、それにあやかってご立派な塔を建てようと決意した。ご立派な塔の上でムキロゼの力を誇示するために太鼓を轟かせたい」というものだった。一体ナニを言っているのだ…?(困惑)
そしてムキロゼは力技(人力)で素材を集め、無事櫓の上の陣太鼓を完成させ、ホロ村に太鼓の音を轟かせた。
その後のARKでも太鼓建築は恒例となり、アキロゼが太鼓を叩く姿がホロぐらに登場したり、ねんどろいどのパーツとしても太鼓が採用された。
ヒモロゼ
初心者のムキロゼはVCR ARKの姿からは程遠く、先駆者の廃人ホロメンたちに装備や設備を融通してもらいながら生活をしていた。そんなムキロゼについたあだ名は「ヒモロゼ」。このヒモロゼとして暮らしていた姿を見ているからこそ、その後の成長をより実感することができる。是非このギャップ、ゼロからの成長を見届けてほしい。
②アベレーション編
アキロゼのARKでの成長を最も感じることができるのが、ホロライブサーバーでラグナロクの次に開設されたマップであるアベレーションだろう。
ラグナロクではヒモロゼとしてホロメンの助けを借りながら生活していたが、アベレーションではソロプレイ中心に自力で開拓をすすめていった。アベレーションはやや特殊なマップとなっており、複数層にわかれたエリア、様々なキノコや光源生物の存在、放射能エリアなどギミックも多く、初心者には難しいマップとなっている。
ムキロゼ式テイム
ムキロゼは何度も倒れ失敗しながらも、着実にアベレーションを攻略していく。
そんなムキロゼのこだわりといえるのが、恐竜をテイムする際、極力罠を使わずに自然の地形を利用してテイムすること。通称ムキロゼ式テイムである。
効率のみを求めるのではなく、死と隣り合わせのスリリングなテイムは見ている方もドキドキする。世界観も大事にしながら、ゲームを心から楽しむ様子が伝わってくる。
中層テイム
ムキロゼのARK配信では見どころ・名シーンが幾つも生まれているが、とりわけ有名なエピソードの一つが「中層テイム」である。アベレーションでは地上・上層・中層・下層とエリアが複数層に分かれており、層ごとに大きく環境が変化する。中層エリアからは光源生物が必要となり、チャージライトのない状態では常にネームレスに襲われてしまう。
ムキロゼは建築プラットフォームを持つ恐竜パラケラテリウムに拠点を作り、万全の体制で中層攻略を進めていたが、いつしか上層に戻ってもネームレスに襲われるようになってしまう。最初はネームレスがハイド状態で上層までついてきたのだと思われたが、襲撃は一向に収まらなかった。原因を追究していった結果、パラケラテリウムへの建築で中層地形を作り出していたことが判明。とうとう地形まで従えてしまったムキロゼ中層テイムは伝説として語り継がれることとなる。
スチームパンクMOD
アベレーション編配信での見どころの一つにスチームパンクMODの導入も挙げておきたい。
ARKのMODはゲームにアイテムや恐竜、見た目、イベントからシステムまで様々な要素を追加するもので、公式のものからファンが制作したものまで数多くのMODが存在する。スチームパンクとは産業革命の機械にイメージされるレトロなスタイルに、ファンタジーやSFテクノロジーが融合したような独特な世界観を指すジャンルだが、スチームパンクMODを導入することでそういった世界観の色々な面白いアイテムや設備が追加されるのだ。JRPGでおなじみの飛空艇などはその代表的なものだろう。
ムキロゼはスチームパンク設備での建築に力を入れたり、気球や飛空艇といった乗り物での冒険に挑んだりと存分にその世界観を楽しみ、MOD開発者の目にも留まるほど満喫した。
長時間配信を続けたムキロゼは見事ARK廃人の仲間入り。難度が比較的高いアベレーションで育った姿は、ARK開始当初とは別人ともいえる逞しいものであった。
まとめ
ムキロゼARK配信視聴の取っ掛かりとして2つのシリーズを紹介したが、無事ムキロゼARK配信にハマったのであれば是非他のシリーズも観てほしい。
ホロメンとの交流も活発なクリスタルアイルズやロストアイランド。アキロゼがARKでのストーリーを最も気に入っているスコーチドアース。自身で立ち上げたムキロゼサーバーでは視聴者との交流も実現した。
そして、これら数々のプレイ経験が一気に爆発し、本領を発揮したのがVCR ARKだろう。
VCR ARK以前のアキロゼは、どちらかというとコラボがあまり得意ではなく、周りに迷惑を掛けないようにと控えめに立ち回ることが多かった。そんなアキロゼが積極的に人の輪に入り、いきいきと交流する姿にロゼ隊たちは驚いたが、そんな行動を後押ししたのは間違いなく、これまでARKで積み重ねてきた確かな自信の裏打ちがあったからだろう。
ARKはムキロゼの成長物語と同時にアキロゼの成長記録でもあるのだ。
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